2013年も、残すところ半月となりました。
大人クラブは、『桑小卓(くわこじょく)』を使い納会としました。
棗を天板に、平建水を地板におさめ、中板に水指と柄杓を柱にもたせ掛ける飾りは、侘びていて美しい景色です♪
掛軸は、白鷺の画賛「寒雲籠雪夕陽重」(かんうんゆきをこめてせきようおもし)北陸金沢の冬の景色を思い出します。
花は、白玉椿と赤芽柳。
お話は、開炉のお茶事、風炉と炉の柄杓の違い(大きさ、切り留めの削り方が違うこと)、初釜の室礼、お正月の話となりました。
こどもクラブは、久しぶりに参加したこども達が、釜の位置が変わっていることに驚いたようで、寒い季節に火を近づけて、少しでもお客様を暖める思いを伝えると、少し感心している様でした。
お菓子(大平屋製の『白椿』)を美味しそうに食べ、自らが点てたお薄を飲み、ほっこりしていました♪
茶室は、日当たりが好くほっとする暖かさですが、まもなく冬至と寒気も強まる事でしょう。
皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。
来年は、『茶の湯を楽しむクラブ』がより一層充実した時間となるよう、精進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m